花だいこんが、今年も庭に咲きました。 なんの手入れもしないもに、けなげに、また姿をみせてくれる。
東日本大震災から３年が過ぎた。その間、体調を崩してブログがほとんど書けなかった。３月中旬、久しぶりに、福島市内の浪江町仮設住宅に伺うフェルデンクライス仲間の「からだケア」ボランティアに参加した。仮設に入居して以降の、町民の状況は必ずしも良…
「秋分の日」 庭に彼岸花が咲きました。
半導体メーカー、ルネサスは２６日、従来予定していたリストラ規模をさらに上積みし、最大１万4,000人規模で検討している。全従業員約４万人の３割に当たる規模で、工場の統廃合も進めるのだという。 企業城下町日立では、昔からこういわれている。「日立が…
私の住むひたちなか市には、自動車用マイコンで世界シェアの４割を占める半導体メーカーがある。全国に事業所を展開しており、本市にある那珂工場は、車載マイコンと汎用マイコンの前工程の主力工場。そこが、先の東日本震災で全社損失額（６５５億円）の８…
NHK・BSで放送された『アインシュタインの眼・赤ちゃん運動発達の秘密』がDVDになっている。 赤ちゃんは、生後一年の間に、寝返り、はいはい、二足歩行など驚異的な成長をとげる。その運動能力発達の秘密に、科学の眼が迫ったもの。 例えば、初めての寝返り…
水戸在住のダンサー・振付家、平松み紀さんのワークショップとダンス公演『身体の風景』をDVDで見た。国際芸術センター青森が会場で、講師は野口体操と太極拳の動きをダンスに取り入れている長内真理さん（青森在住）とのお二人。 公演の前半は、WS参加者た…
フランスの哲学者アランの父は、読書家で腕利きの獣医。母はカフェを 切り盛りする身体の丈夫な人で、息子アランも、写真で見る限り丈夫な身体 の持ち主でした。冬の燃料に、斧を振り下ろして薪作りに専念する姿をイメージしたいところですが、実際はどうだ…
ウルトラマンは数日前から電池切れ。24時間計るんだと、心臓の周りにペタペタ電極を貼られて…。点滅したら、ｼｭﾜｯﾁ!!と大空に飛び立ちたいのに。
水戸芸術館の「からだと動き」のワークショップに参加した。 講師は同館ACM劇場で専属舞踊家をしていた平松み紀さん。 レッスンの中にキューブの仮想空間に入って自分の名前をタッチする、というワークがあった。 床に縦横９０センチの四角形になるように、…
路地を挟んだお隣の、ケーキ屋さんのご主人が亡くなった。 夜、サイレンを鳴らした救急車が家の前に止まった。 ２階の窓のカーテン越しに、懸命に心臓マッサージをする隊員の影が映った。 数時間後、冷たい身体になって病院から戻ってきた。それから二日経つ…
内田光子さんのピアノを、水戸芸術館で聴いた。 彼女が他のピアニストと違う点は、私の鼓膜が痛くならないこと、だと気がついた。
あっ、ｼﾓｰﾇ･ｳﾞｪｲﾕの先生だぁ! 思わず手が伸びてしまった、NHKTVﾃｷｽﾄ11月号「100分de名著」 表紙の見開きにある哲学者アランのこの写真。撮られたのは1909年で、約100年も前なのだ。 テキストの中に、こんなくだりがある。 「アランは人間の身体性をとても大…
佐藤しづさんの作品『妖精の石』(Fairy's stone) 少しずつ育っている。 しかし、まだ石の中にある。
スーパーで目にとまった干しイチジクに、つい手が伸びて、買い物籠に入れてしまった。 Ｒさんのブログを読んだからだ。 ミーハーなんだ、お前さんは。
「私のものよ、最後の瞬間まで」ポーランド映画『木洩れ日の家で』は、ﾄﾞﾛﾀ･ｹﾝｼﾞｪｼﾞｬﾌｽｶ監督が、91歳の名女優ﾀﾞﾇﾀ･ｼｬﾌﾗﾙｽｶのために書き下ろした脚本。 ワルシャワの森で愛犬フィラと暮らす老女が、人生の最後に選んだこと。
暑い夏の時期にはまったく音沙汰がなく、これはダメかと思っていた朝顔が、9月中旬になってようやく、思い出したようにたくさんの花芽をつけ、次々と咲き始めた。
作家、井上靖さんが育った伊豆湯ヶ島の家には、祖父の代から掛けてある扁額があって、それが「養之如春」（これを養うこと、春のごとし）（漢書）だったそうです。 自分が大切にしたいと思うこと、やりたいと願うこと…、それがあったら、始めるのに遅いとい…
3.11大震災で、菜園のジャガイモは播種時期がかなりずれた。 その後の相次ぐ余震と慌しさで、ほとんど顧みる余裕もなかった。 それが、こんなにも大きく育って、地中から顔を出した。ありがとね!!
７月中旬に、ダナ・レイさんのｱﾄﾞｳﾞｧﾝｽ･ﾄﾚｰﾆﾝｸﾞ（ﾌｪﾙﾃﾞﾝｸﾗｲｽ)があった。 終わって数日後、書店で目にしたのが西村佳哲さん（働き方研究家）のこの本（筑摩書房）。 その中で、ｺｰﾁﾝｸﾞの岸英光さんが、西村さんのｲﾝﾀﾋﾞｭｰに答え、 ｢ｺｰﾁﾝｸﾞで大事なのは､ｺﾝﾃﾝﾂ（…
玄関を開けると、モンペに地下足袋の見知らぬおばさんが 立っていた。 「おひとつ、どうですか？」 背中の背負い籠を下ろしながら、籠の中に目をやった。 ボタンの小さな苗がいくつも入っていた。 50年前のその時のやり取りを、今でも覚えている。 私はまだ…
インゲン豆 お前は、およそ３５０年も前に、中国から長崎にやってきた。 どんな荒地にも育つ強い野菜として、飢饉のときにとても役立った。 各種ビタミン、カルシウム、タンパク質が豊富なんだって？お前を連れてきた人から、そのまま名前をもらったんだ。 …
「群馬の人」 「帽子・夏」 仙台出身の彫刻家、佐藤忠良さんを知ったのは、1970年代の「帽子 シリーズ」からで、２枚目の写真「帽子・夏」が最初だった。 その忠良さんが３月３０日、亡くなられた。私の父と同様、戦後のシベリア抑留を経験し、帰国後取り組…
少し離れたところにあって、 手つかずだった畑を耕し、時期がやや遅れはしたが、 植えたジャガイモの芽と、ダイコンの双葉（写真）が、 畝から顔を出した。 これから、元気に育っておくれ。
早春に 花芽をつけ ４月になって 葉に先立ち花を咲かせる ハナズオウ花言葉は「目覚め」
パリの写真家、VICKY CEELENの 『close friends』(仲良しだから)。 どんなに遠くはなれていたって、 どんなに友だちらしくなくたって… （VICKY）
自分でやること、 人にやってもらうのではない。 そこにはよろこびのいちばん深い意味がある。 「３月１１日の後で」と題した、作家松山巌さんの書評 （読売朝刊4.17）から、アランの言葉。
記憶をつかさどる海馬の研究で知られる、池谷裕二さんが、 空腹と脳の関係について、こんな記事（読売4.15朝刊）を書いている。 ◇ 胃が空っぽの時に放出される「グレリン」という消化管ホルモンが、 脳の視床下部に届いて、食欲を増進するのだが、同時にそれ…
ことしも、我が家の庭に咲いた。 この可憐な花だいこんは、瀬戸の花瓶へのこんな活け方より、 透明なガラスのコップに 無造作に投げ込まれたほうが、 生き生きして見える。 むらさき花だいこん。 ７０数年前の日中戦争初期に、 中国・南京の街で起きた事件の…
父の三回忌で家を留守にした。 その間、飼い主（妹）を待ち続けた。 自分達に、そのマネはたぶんできない。 待つことに耐え切れず、他のもので埋めようとせずに いられない。
