養之如春

作家、井上靖さんが育った伊豆湯ヶ島の家には、祖父の代から掛けてある扁額があって、それが「養之如春」(これを養うこと、春のごとし)(漢書)だったそうです。
自分が大切にしたいと思うこと、やりたいと願うこと…、それがあったら、始めるのに遅いということはない。焦らなくていい。自然に沁みこむように養っていこう、という意味なのだそうです。