声楽ジストニアの特徴(メモ5)

 歌手のジストニアは、歌唱中の喉頭筋に症状が現れる突発性局所性ジストニア。会話中にのどが締めつけられたような不自然な声になるもので、喉頭内転筋群に最も症状が出やすい。
 突然声帯が閉まるため、声がしわがれたり、途切れたりする。外転筋群の痙攣性発声障害の場合は、息のもれるような声や、ささやき声になり、声帯の振戦も現れることが多い。
 これらの症状は、ストレスの多い状況や、電話での会話で悪化する。